整骨院での捻挫の施術

文責:院長 柔道整復師 日笠 雄一

最終更新日:2023年05月15日

1 一度捻挫すると再発しやすくなるため注意が必要です

⑴ 捻挫の概要

 捻挫は、運動中や転倒などにより、足首や指などをひねって関節を痛めた状態をいいます。

 捻挫による不調としては、痛み・内出血・赤みが挙げられますが、これらは、ひねった際に靭帯が切れたり過度に伸びたりすることで起こります。

 

⑵ 捻挫が再発しやすくなる原因

 靭帯は骨と骨に付着し、関節を安定させる役割を担っていますが、捻挫によって靭帯が伸びると、骨同士の位置関係にずれが生じてしまいます。

 骨の位置関係がずれたまま靭帯が修復し、その位置で定着すると、関節の安定性が低下してしまうことで、捻りやすくなり、再度捻挫をしてしまうのです。

 したがって、捻挫をしても放置していたり、十分に回復しないままこれまでどおりの生活を送ったりすると、捻挫が再発してしまう可能性が高くなります。

 初期の段階に適切な処置を受けることで、再発防止を目指すことができるため、捻挫をしたらお早めに整骨院へ行っていただくとよいかと思います。

2 整骨院での施術

⑴ 一般的な施術

 まずは、実際に捻挫した箇所に触れて状態を確認します。

 その状態に応じて、腫れや痛みを抑えるために冷やしたり、安静にするためにテーピングを行ったりと、処置を行います。

 状態が良くなってきたらリハビリを少しずつ行うというように、捻挫の状態に合わせて処置の内容を変えていきます。

 

⑵ 当院のこだわり

 捻挫は、偶然なってしまうものではありますが、関節が硬かったり、身体の重心バランスが悪かったり、筋力が無かったりと様々な原因が重なって再発することがあります。

 当院では、捻挫の状態に応じた施術を行うのはもちろん、このような原因が無いかどうかにも着目し、アドバイスをさせていただいたり、場合によって、リハビリの際にこれらを改善する要素を取り入れたりしています。

 また、痛みの緩和だけでなく、傷ついた靭帯などの修復を早める施術を行っていますので、捻挫をしてしまい、早期改善を目指したいという方は当院までご相談ください。

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